1. プログラミング言語とは
アメリカ人やドイツ人とコミュニケーションする際、英語や独語を使用することで話ができる。このとき、それぞれの母語話者における文法や単語を適切に使用することが求められる。
一方、このような我々が普段使用している自然言語を使用して、コンピュータと意思疎通することはできない。しかしながら、コンピュータとコミュニケーションをする(もとい、指令を出す)方法がある。それは、適切な文字列を適切な文法で記述することである。
2. プログラミング言語がコンピュータに伝わる仕組み
日本人であれば、自然言語を使用して、Google翻訳を介することで外国人とコミュニケートできる。
一方、コンピュータに対しては、コンパイラ(または、処理エンジン)と呼ばれる翻訳機を通して、プログラミング言語をコンピュータが理解できるゼロ/イチ(電圧のLow/High)に変換され、コミュニケートできる。
ちなみに、コミュニケートできる内容の一例は下記の図のようなものがある。
コンピュータのありとあらゆる動作はプログラムによるものであり、今この文字を画面に出力しているのもそうである。
3. プログラムの呼称
C系の言語に代表されるコンパイラ言語で書かれたプログラムは一般にプログラムと呼ばれるが、Pythonに代表されるスクリプト言語プログラムはスクリプトともプログラムとも呼ばれる。特に、言語名を冠してPythonスクリプトのように呼ばれることもある。